ドローンが当たり前に利用される社会に向け、同社は「空をシェアし空の道を作る」ことが不可欠だと強調する。同社はそのためのプラットホームを開発しJAとの連携を進める。なぜJAとの連携が重要なのか。増本CEOに聞いた。
--最初に、めざしている社会と事業の方向についてお話しください。
世界中の空に道が張り巡らされているという状態を作りたいと思っています。何のための道かといえばドローンのための道です。私は2050年にはドローンや空飛ぶ車などが当たり前のように空の道を走っている社会になっていると思っています。
今、飛行機やヘリコプターは地上300メートル以上を飛んでいますが、それよりも低いところを飛ぶドローンについては航空法では150メートル以上の上空、人家の密集地域、空港の周辺は飛行禁止です。しかし、国土交通省からの許可と承認があれば飛ばすことはできます。https://www.jacom.or.jp/noukyo/rensai/2020/11/201113-47735.php